製品名 | N-アッセイ L ALB-S ニットーボー |
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項目名 | アルブミン(ALB) |
測定原理 | 検体中のアルブミン(ALB:酸化型および還元型)は、酸性溶液中でブロモクレゾールパープル(BCP)と結合して複合体を形成し、青色を呈します。生成した複合体に基づく色調変化を吸光度の変化量として捉えることにより、検体中のアルブミン量を求めます。 |
特長 |
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臨床的意義 | アルブミン(ALB)は血清中の蛋白質の中で最も量が多く、肝臓でのみ合成される水溶性の蛋白質です。分子量は66,000で、糖鎖を持たない均一な蛋白質です。ALBは膠質浸透圧を維持し、また血中のさまざまな物質(ビリルビン、尿酸、遊離脂肪酸、サイロキシン、Ca、Cu、Zn、色素など)の輸送体として働きます。 |
共用基準範囲 | 4.1~5.1g/dL |
高値 | 脱水状態など |
低値 | 重症肝炎、肝硬変、栄養不良、各種炎症性疾患 、ネフローゼ症候群、蛋白漏出性胃腸炎など |