製品名 | N-アッセイ L ALP IFCC ニットーボー |
---|---|
項目名 | アルカリ性フォスファターゼ(ALP) |
測定原理 | 検体中のアルカリ性フォスファターゼ(ALP)は基質として加えたp-ニトロフェニルリン酸二ナトリウムに作用して、p-ニトロフェノールとリン酸を遊離します。 遊離したp-ニトロフェノールの吸光度変化を測定することによりALP活性を求めます。 |
特長 |
|
臨床的意義 | アルカリ性フォスファターゼ(ALP)は生体の細胞膜に広く分布し、アルカリ性域に至適を持つ、様々なリン酸化合物を分解する酵素です。また、糖蛋白であるALP分子には、糖鎖構造の違いから数種類の異なる臓器に由来するアイソザイムが存在します。ALPで異常値が見られた場合はアイソザイム検査を行い、由来臓器を推測します。 |
共用基準範囲 | 38~113U/L |
高値 | 肝障害(肝硬変、急性、慢性肝炎等)、胆汁うっ滞(急性胆管炎、急性胆汁うっ滞、慢性肝内胆汁うっ滞等)、局限性肝障害、骨肉腫等の骨疾患など |
低値 | 先天性低アルカリフォスファターゼ血症など |