製品名 |
N-アッセイ TIA Apo AⅠ-H ニットーボー |
項目名 |
アポリポ蛋白AⅠ(ApolipoproteinAⅠ) |
測定原理 |
検体に抗ヒトアポリポ蛋白AⅠ(Apo AⅠ)血清を混合し、抗原抗体反応の凝集物を生成させ、その濁度を700~800nmの波長において測定し、検体中のApo AⅠ量を求めます。
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特長 |
- 抗血清液は、Apo AⅠのみ特異的に反応します。
- 測定範囲は1~220mg/dLです。ただし、測定上限は標準液のロットにより多少異なります。
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臨床的意義 |
コレステロール、中性脂肪などの脂質はそのままでは水に溶けないため、リポ蛋白となって血中に溶解・存在しています。アポリポ蛋白はこのリポ蛋白を構成する蛋白で、リポ蛋白の種類によって、対応するアポリポ蛋白は概ね決まっています。アポリポ蛋白AⅠ(ApolipoproteinAⅠ)は血中に存在し、カイロミクロン、HDLなどのリポ蛋白構成成分となっており、その機能は脂質代謝と密接な関係を持っています。これを測定することは、先天性脂質代謝異常症をはじめ、動脈硬化症などの二次性脂質代謝異常症の診断などに役立っています。
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共用基準範囲 |
- |
高値 |
臨床意義は少ないといわれています。 |
低値 |
先天性脂質代謝異常症、動脈硬化症など |