N-アッセイ TIA C4-SH ニットーボー

製品名 N-アッセイ TIA C4-SH ニットーボー
項目名 補体蛋白C4(C4)
測定原理 検体に抗ヒトC4血清を混合し、C4と抗体の結合物を濁度として340nmおよび700nmの波長において測定し、検体中のC4量を求めます。
特長
  • 抗血清液は、C4のみ特異的に反応します。
  • 測定範囲は0.1~100mg/dLです。ただし、測定上限は標準液のロットにより多少異なります。
  • 抗血清が十分に含まれているので、通常の測定範囲ではプロゾーン現象が起こりません。
臨床的意義 補体蛋白C4は分子量19.8万の糖蛋白で、血液中に存在し、細菌などの感染防御に重要な一連の補体成分の一つです。特にC4は遺伝性血管性浮種(HANE)や、全身性エリテマトーデス(SLE)などで低値となり、またその他の腎、肝疾患、感染症などでも低下するため、それらの疾患の診断に利用されています。
共用基準範囲 11~31mg/dL
高値 炎症性疾患、悪性リンパ腫など
低値 C4欠損症、DIC、多臓器不全、劇症肝炎、急性糸球体腎炎、肝硬変、全身性エリテマトーデス、悪性関節リウマチなど