N-アッセイ LA シスタチンC ニットーボー

製品名 N-アッセイ LA シスタチンC ニットーボー
項目名 シスタチンC(Cys-C)
測定原理 検体に抗ヒトシスタチンC(Cys-C)ヤギポリクローナル抗体感作ラテックス粒子を添加すると、抗原抗体反応により凝集塊を形成します。この凝集塊を光学的に測定し、検体中のCys-C量を求めます。
特長
  • 測定範囲は0.1~8.5mg/Lです。
臨床的意義 シスタチンC(Cys-C)は分子量13,000の低分子蛋白です。全身の有核細胞で産生されるため、ヒト体液中に広く存在しています。血中のCys-Cは腎糸球体で濾過されるため、糸球体に不具合が発生するとCys-Cの濃度が上昇します。そのため、早期の腎機能マーカーとして用いられます。
共用基準範囲 -
高値 腎不全、糸球体腎炎、腎硬化症、腎機能の低下、甲状腺機能亢進症など
低値 甲状腺機能低下症など