製品名 |
N-アッセイ L Mg-H ニットーボー B-タイプ |
項目名 |
マグネシウム(Mg) |
測定原理 |
イソクエン酸デヒドロゲナーゼ(ICDH)は、イソクエン酸を基質としてマグネシウム(Mg)の存在下2-オキソグルタル酸を生成し、それと同時に酸化型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸(NADP)は還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸(NADPH)に変わります。この反応速度はMg濃度に比例し、このNADPHは340nmに吸収極大を有しますので、この吸光度の増加速度を測定して検体中のMg濃度を求めます。(酵素法)
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特長 |
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臨床的意義 |
マグネシウム(Mg)は生体内において種々の酵素の補助因子として作用し、酵素活性やエネルギー代謝に重要な役割を果たしています。血中Mgは、加齢による上昇のほか、日内・日差・季節変動も認められますが、いずれも基準範囲内に留まる程度の変動です。 又、尿中Mgは、生体全体の代謝状態をよく反映しますが、人種、食習慣などで異なります。午前中後半に最大となり、睡眠時に減少します。
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共用基準範囲 |
- |
高値 |
慢性腎不全、急性腎不全乏尿期、Mg含有薬剤投与、甲状腺機能低下症、アジソン症、組織崩壊、糖尿病ケトアシドーシスなど |
低値 |
摂取量減少(蛋白栄養不良症、飢餓、偏食、Mg欠乏輸液)、吸収不全症候群、重症下痢、排泄増加(急性腎不全利尿期、糖尿病ケトアシドーシス、ループ利尿薬)、急性膵炎など |